(毎日のアオリイカ釣況は釣果欄を見てね)
春イカ第1号が4月12日にあがりました。しかも1.7kgの大型が2ハイ。釣れだしが随分遅く心配していましたがこれを機にようやく釣れ出しました。黒島周辺のアオリイカはこれまで絶好のポイントとして、多くのアオリファンを虜にしてきました。今年の厳しい寒波は水温の安定しない状況が長く続きはなかなか顔が見えないでやきもきさせていましたが4月に入ってようやくあたりが出だしていました。その後連日にわたって大型がヒットしています。特にGW前頃から水温も一気にあがり、2kg、2.5kg、3kgも交じっています。GW最中の3日には3.7kgの超大型が釣れ、磯・筏とも賑わいを見せています。
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ズシリとくる独特の釣り味、誰にも好まれるおいしさは、釣り人を引きつける最大の魅力でしょう。

   釣っても食ってもイ〜カんじ!!
 坂田渡船を利用され、小型から3キロまでのアオリイカを釣られた実績を月別にまとめてみました。
2003 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
小型
時々
1.5kgも
小型
時々
小型
時々
中型
3.2kgも
 大型
コンスタント
 大型
2ケタも
 中型
筏 エギ
小型
新子交じり
1kgも
数釣り
1kg前後
50ハイ超も
数釣り
連日2ケタ

新子〜2kg
中型
好調
中型
連日好調
2002 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
小型
1k前後が
ほとんど無し 小型
時々
中型
後半に2kも
大型
3k級交じり
大型
3k級交じり
1〜2kgが2〜3ハイ ほとんど無し 数釣り
1人40ハイも
数釣り
1k前後が2ケタ
数釣り
数減るも1〜2kが
2ケタ切る日も2kが時々
データボックス(2004年)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
後半
食い悪し

0.3〜1.2k
ポツポツ
1.2kgも
中型
2kg超も
 中型
連日好調
2kgも
 大型
コンスタント
 大型
キロ前後
2ケタも
 中型
コンスタント
後半
新子
数釣り
小型
数釣り
<エサの活きアジは、衣奈港の西端(戸津井側)にある次の2軒の魚屋さんでも購入できますよ> 念のためご確認下さいね 門口(もんぐち)さん:0738-66-0021 原井さん:同-66-0617
<エサのアジを長く生かすためには、新鮮な海水を絶えず流せばいいのですが、装置がたいそうになるので、大き目の活かしバケツで、空気をたくさん入れればいいと思います。ブクブクの泡は細かいほうが魚のためにはいいでしょう。小さいバケツだと、アジのうろこが取れやすく適しません>
キチンとするには中型のクーラーの蓋に穴を2つあけ1つの穴から円筒型のエヤーポンプをビニールホースで継ぎます。この中に海水と必要数の小アジを入れエアーを送ってください。
アオリイカの釣り場別実績

♪メーンの釣り場は黒島ですが、ナバエ、カンドリ、ホウライで実績があります。ファミリーには足場の良い黒島の筏もお薦めです。イカばかりでなく魚も狙って下さい。
 ♪釣り方は生きアジを泳がせ、ヤエンで取り込む方法が一般的ですね。磯竿2号に3号の道糸を巻いたスピニングリールを使用。道糸にチヌ針4号程度を結び、アジの尾ビレの付け根に外れないように針を通します。いったん針を抜き、縫うように刺します。アジをセットしたらフワッと沖へ投入します。リールのドラグを緩め、アタリを待ちます。
 イカがアジを抱いたらスプールが逆転して道糸が出ていきます。イカの引きに合わせて道糸を送りながら、ゆっくり焦らず寄せにかかり、竿と道糸が45度ぐらいの角度になったところでヤエンを投入します。ヤエンが落ちてイカに掛かれば、ジェット噴射で逃げようとします。このときも慌てずに糸を出し、じっくり寄せ、ギャフかタモでフィニッシュです。ハイッ!1パイゲットおめでとう!!

 四、五月から夏にかけて内湾にやってくるアオリイカはイカの王様と言われています。このイカの肉は比較的厚く、身も豊かで独特のねっとりした感触と独自の甘味は、是非一度味わっていただきたいものです。焼いても揚げても美味ですが、何といっても刺し身で食べるのが一番の醍醐味といえます。釣り人だけが味わえる、釣りたてのアオリイカを賞味下さい。必ずアオリイカ党になること受け合いです。
岳洋社から、「SWエギングマガジン」(10月28日発行)が発売されました。
黒島でのアオリイカ釣りの取材記事が掲載されています。
定価1500円

つり人社から、アオリイカ地獄U(表紙写真)という本が出版されました。
黒島のアオリイカ釣りも紹介されています。定価1200円

”関西のつり”(1月号)で、アオリイカ釣りが紹介されました。筆者は岡啓太郎さんで黒島へもよく来られます。

"釣りサンデー”5月25日号に
黒島でのアオリイカ釣りが
詳しく紹介されています
(表紙・本文岡啓太郎氏)